2:13時間半もの機内
ま、最近増えてますが、このエアバスA330にも座席(エコノミー・普通席でも)に一人一台ずつ液晶モニター
がついていて、自由に映画やニュースが見れて、ゲームもできます。また現在の飛行
位置や高度、速度到着予想時間なども表示できます。プラス、機体の下部につけられたカメラの画像も
見れるので
すよー。日本の国内線の767とかで離着陸時のみカメラ画像が見れますが、それがずっと見
れます。真下の画像だけですけどね。逆にこちらは離着陸時は見れません。機内食も出てて
ついでにビールも頼みました。飲み放題です! しばらくするとロシア上空にさしかかりま
した。ハバロフスク付近です。ヨーロッパ方面行きの飛行機は大体ここを通過するようです。カ
メラの画像は雲しか見えません。がっくり。時計は日本時刻のままでしたが、このあと19時位
まで熟睡してしまいました。 しかし飛行機のエコノミークラスってどうしてこうもシートピッチ
が狭いのでしょうかねえ。筆者は足が長過ぎて(嘘です)窮屈でたまりません。横に他の人が居
るので曲げてはみ出すこともできませんしね。しかし映画とゲームで何とか暇をつぶせました。
起きている方が体は楽かもね。 飛行機はいよいよウラル山脈を超えアジアとお別れ
です。このあたりで高度40000フィート位まで上昇してた気がします。そしてここから先はわりと
時間も早く過ぎたのですが、対地速度があまり速くないような・・後でアナウンスがあったのです
が偏西風の影響でこの時期は本当に西ゆきは厳しい向かい風と立ち向かわないといけな
いらしいです。北欧各国付近上空を通過、その後どんどん高度を下げアムステルダム上空通
過、そして田園地帯が見えてきてしばらく高度3000とか2000フィートで平行飛行を続けた後、パ
リ シャルル ド ゴール空港に着陸しました。13時間30位掛かったようです。 機内では
向かい風の影響で遅延したことを謝罪していました。我々もパリですぐ乗り換えすることに成っ
ているのですが、もちろん予約客が到着するまで待機しているとのこと。 さて飛行機を降りる
と、フランスの入国審査です。ここではパスポートの他フランス入国カードが必要です。
シャルルドゴール空港 タ−ミナルF 美しい
カードは機内でも貰えます。審査では、日本語で「どちらまでいかれますか?」との質問を受けま
した。もちろんVIENNA(ヴィエンナ)と答えました。決して ういーんでは無いので皆さんも、間違
えないようにして下さいね。というかこれは、気さくなフランス人の入管スタッフが教えてく
れたのですけれどね。そして次はウィーン(ヴィエンナ)行きの飛行機に乗るべくターミナルを移
動! しかしこのシャルルドゴール空港の広いこと広いこと。延々歩いてやっと付きました。ここ
ではセキュリティチェックのみで、出国審査は無し。要は、ECのどれかの国に最初に到着
する時に審査が有るのみで、その後のEC各国内移動の時は原則審査が無いようですよ。ヨー
ロッパ旅行に行く方は覚えておくと良いでしょう。それどころか今回せっかくパリ経由でウィーン
へまで行ったのに、パスポートには関空のスタンプのみ。なんと頼まないとスタンプを押
してくれません。恐るべしEC。ま、これは一部の国でまた異なる可能性も有ります。 次にゲー
トに向かいチケットを改札に通した後、ボーディングブリッジ内で抜き打ちパスポート検査が有
りました。といっても見せて、切符の名前と一致しているか見るだけみたいでしたけど。
そのままウィーン行きAF機に乗り込みました。機材はMD80シリーズの何かでした。横5席2-3
と並ぶ座席配置です。前方に12席程度ビジネスクラスも有りました。ただ、このフライトはAFの
4桁便名になっていますが、機材、乗務員ともオーストリア航空のものでした。キャビン
アテンダントの制服は真っ赤です。参考までですが、あのF1レーサー、ニキラウダさんが作っ
た航空会社・ラウダ航空の小型機もオーストリア航空のフライトに使われているようです。この
機材は液晶ディスプレイが無いので、イマージェンシーデモは、キャビンアテンダントの実演で
したが、すごく美人でびっくりしました。
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